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12月 十二月 師走 December, 2012

日に日に寒さが増し、のんびり秋を感じる暇もなく、あっという間に今年も残すところあとわずかとなった気がします。
今年もさまざまなお仕事のお手伝いをさせていただきましたが、振り返ってみて感じることは「自らの頭と手と足を使って、関係やしくみやモノを創る」お仕事を多くお手伝いしてきた年となったような気がしています。
主体性を持った個人や団体が、意志と目的をもって、これからどんどん活発に動きまわる時代になっていくように思います。そういう時に、自分の専門性をもってことの成り立ちに携われるようでありたいと思っています。
2013年もよい一年でありますように。
誠に勝手ながらBirdsは年内は12月27日(木)まで、新年は1月7日(月)より始業いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

11月 十一月 霜月 November, 2012

つい先日まで暖かさの余韻に浸っていたものの、ここ数日で急に寒さが増してきたようです。気づけばもう11月。早いですね。

先日はロンドン留学中、家族同然に仲良くしていたフラットメイトの結婚式があり、せっかくの機会なので、今後推し進めたいと思っている仕事のための下準備と研修を短い期間につめこんで、久しぶりにヨーロッパを訪問してきました。おかげで、普段はメールやFBで間接的なやりとりばかりになってしまっている友人達のところにも顔見せに行くことができました。久しぶりの再会は少し緊張しましたが、会ってしまえばそれまでの時間と心の距離が一気に縮まります。自ら動いて実際に会うことの大切さと影響の大きさを、あらためて感じました。また、今年は私が渡英して10年という節目の年でもあり、友人の結婚式をきっかけに、多くの懐かしい友人達にも再会がかない、想い出深い時間を過ごせた事に感謝の気持ちで一杯になりました。

11月13日(火)〜25日(日)まで、 三鷹台にある Ogawa Caféさんにて、Kimizuka Architectsさんの「家を作るチカラ」をテーマにした移動ラウンジが始まります。私もささやかですが、今回のヨーロッパ訪問で出会った友人達の「家を作るチカラ」を紹介するストーリーを寄稿します。お近くを通られたら、お茶を飲みにふらりと立ち寄っていただけたら嬉しいです。

7月 七月 文月 July, 2012

例年より早い梅雨明けに、連日の急激な暑さ、そして一気に春の涼しさとめまぐるしく変化する気温の中、夏は進行してゆきます。

夏といえば「夏休み」。子供の頃「夏休みの自由研究」を考えるのが、毎年楽しみでした。自分の好きなこと、興味のあること、遊びの先で発見したことなど、休みの間に熱中した体験を、クラスの皆とシェアする自由研究。算数や国語のドリルは苦手でしたが、自由研究は言われなくてもすすんでいろいろと考え夢中になった宿題でした。

そんな夏休みの自由研究の気分を思い起こすようなわくわくするプロジェクトに参加する機会をいただきました。昔いた会社の同期が主宰する 伝統芸能の道具ラボさんと一緒に行うプロジェクトです。このプロジェクトは実現させることに社会的意義があり、参加する人全てにその意義と喜びを共有できるものだと思っています。私はその趣旨に共感し、是非協力したいと思いました。
これからこのサイトでもこの共同プロジェクトの活動内容を、少しづつご紹介できればいいなと思っています。

5月 五月 皐月 March, 2012

新緑のまぶしい季節となりました。

今年のゴールデン・ウィーク、Birdsはある企画のお手伝いで東京にある個人経営のいくつかの小さなカフェ・ギャラリー巡りをしていました。

個人オーナーのカフェはさまざまな個性がありますね。お店の特徴、インテリア、メニュー。概して、雰囲気や居心地がいいなと感じるカフェは、趣味のよい個人のお宅にいるような、静かさと適度な広さと距離感がありましたし、オーナーのやりたい世界=個人の個性を表現する場としてのカフェが多いようで、概してオーナーの方とカフェの空間を見比べてみると、なるほど〜というくらいしっくりきてます。

カフェ文化と言えば、有名なのはフランスやイタリアですが、あの国のカフェのように、とにかくあちこちからいろいろな人が集ってきて、そこから雑談、議論が繰り広げられるような「人が元気で面白いカフェ」ってそういえば案外ないものですね。チェーン店でのカフェでなく、個人経営のカフェでそんな場所があったら、是非行ってみたいと思ってます。

緑の味

この春から地域の農園で、人生初の家庭菜園に挑戦しはじめてからというもの、
天気予報がとても気になります。
気温が低いと苗の成長が気がかりになり、晴天で気温が高いと土の乾きが気になる、
という状況。
近所のノラ猫達が、我が物顔で畝の上を横切るものだから、
しばらく見ないでいると、土の上に、直径5cmくらいのまるい穴がぽつぽつと空いていることもしょっちゅうで、油断できません。(笑)

そしてこの時期ともなると、そろそろ各人の菜園の様子も違いが明らかになってきます。

年配の方の利用者が多いので、毎日よく手入れをされているところは、植物達もすくすくと元気に育っています。人によって植えるもの、植え方も違い、本当に個性がよーく現れて面白いです。

さて一方、私たちの菜園の様子はどうなっているかというと、
うーむー。。。君たち、成長してる???
ひょろん、としてまだ弱々しい感じだし、
植え付けてすぐ雹の攻撃にあった苗たちはびっくりしてしまったのか
成長を遠慮している感じ??に見えてなりません。

大粒の雹が苗たちを直撃。痛々しい。。

大粒の雹が苗たちを直撃。痛々しい。。

今日のように暖かい(というか、暑い!?)日が続けば
もっと成長してくれるかなあ、と様子を見守っているところです。

それにしても、種をまいて芽が出ることがこんなに嬉しいと思いませんでした。
精一杯葉を広げている緑の新葉をみると、「がんばれー」とつい声をかけてしまいます。
しかし、そのかわいい芽たちをそのまま全部育ててしまうと、
養分が分散して成長が弱まってしまうので、いくつかの元気な芽を残して、残りの弱い芽をとっていかねばなりません。
これが「間引き」の作業。ふふふ。。

まだ本葉がでたばかりの小さな芽たちをみると、
この状態で間引いてしまうなんてちょっとかわいそう、、と思うのですが、
それもつかの間。結局ぷいぷい摘んでしまいます。

でもこの間引き葉は、もちろんムダにはしません。
これがけっこう小さくてかわいいのにしっかり葉っぱの味もあるので、
サラダやサンドイッチの彩り、トッピングにとてもいいんですよ。

ここしばらくは間引きした葉の緑の味わいで、5月の風を感じられそうです。

バゲットにタラモペーストを塗って。彩りはチンゲンサイの間引き菜。タラモの臭みにまだクセの弱いチンゲンサイの緑の味がよいコンビネーション。

バゲットにタラモペーストを塗って。彩りはチンゲンサイの間引き菜。タラモの臭みにまだクセの弱いチンゲンサイの緑の味がよいコンビネーション。

こんなものを買った_06:鍬

今回のものは、自分の人生の中でこれをいつか買うことになると想像したことがなかったもの第一位候補です。

それはなんと『鍬』。

そもそもなんで鍬を買うことになったのか。

ことの発端は、市報にでていた市民農園の案内。都心部よりちょっと郊外に住み始めた私の住まいの周りには緑が多く、数はそれほど多くはないけれど、まだ畑もちらほら残っています。山形にいる友人や高山にいる友人の実り豊かな生活に触れ、ほのかな憧れを抱いていた私にとって、何か新たな発見がありそうだと思って応募してみたところ、見事使用権が当選。こうして憧れの家庭菜園が期間限定で持てることになったのです。
しかし実際にはじめてみると、ことはそんなに簡単なもんじゃないってことがだんだんと分かってきました。
まずはまだ寒い時期から土を耕し、適度な酸性土をつくったり、植付け前にはそれぞれの野菜にあわせて有機肥料の量をかえて土づくりをすることからスタート。植付ける野菜にしたって植える場所や順番もよく考えないと、連作障害を起こすようだし、「畝」の漢字すら読めなかった私には、次々に発覚(発見?)する菜園の作り方にいちいち驚くばかり。
種や苗を植えればそれで勝手に育つって思ってたわけじゃないけど、こんなにいろいろ考えることがあるんだ。。
それに気付ば、道具に追肥、支柱や害虫/鳥予防など、どうやらまだまだ出費がありそうだぞ。。。ひゃ〜スーパーで買う野菜の方がずっと安いじゃないかいっ。
というような感じで、いよいよ都会っ子の私にも、農業に従事されている方の苦労や工夫、すごさがひしひしと伝わってきたのでした。

でも、作業をしながら私の仕事であるデザインの仕事とも通じるところは大いにあるなあと思うようになりました。
「よいものをいちからカスタムメイドでつくり、手にするには、それだけの時間も労力もお金も必要」の部分。

この家庭菜園から、他にどんなことを発見できるかな。大変だ、と口では言いつつも、やっぱりつくることに楽しさを覚える性格だから、苦にはならないとは思います。うん、たぶん。(苦笑)

というわけで、この鍬からはじまるニューアドベンチャーを、実は秘かな楽しみにしている昨今。もちろん捕らぬ狸の皮算用の方もばっちりですけどね。(笑)

4月 四月 卯月 April, 2012

4月をむかえ、世の中は新年度のスタートで行き交う人々のはつらつとした表情がまぶしいです。東京ではようやく桜もちらほら咲き始めました。

そんな春のスタートを、Birdsはコンセプト立案からアウトプットを担当したペーパーツールの作成まで、イチから一緒につくってきた方の結婚式とともに迎えました。

二人の招待客ひと方ひと方を想う大きな愛情と、二人の職業プロフェッションによる仕掛けが随所に仕込まれたもので、アイデアをリードするためのコンセプトとキー・グラフィック・エレメントをしっかり計画したことが、結果それぞれ別の部分を担当するプロフェッションの方との共有項となり、会の趣向やメッセージがしっかり、強く伝わるものとなりました。

デザインとは、1)確固たる意志をもって自分の伝えたいこと、世の中に現したいことを能動的に計画すること。2)デザインがうまく機能するかどうか、どんな印象として存在してほしいか、仕上がった時のイメージをできるだけ細かく想像できるようになること。さらに3)その想像物を実現化させてくれる、実際に手を動かしてつくる人についての知識や協力や能力に敬意と理解を示し、信頼し、最高のパフォーマンスを促すこと。といった大きく3つの要素によって成り立っていると思っています。今回は、この3要素がとてもうまくいったので、素晴らしい結果が現れたと思っています。

このように、価値をつくりだそうとする全ての人々のアイデア、能力、技術に敬意を払い、それぞれの間の交通整理をきちんとし、共につくりあげていこうとする高い意識が、企業だけでなく、個人の領域の間にも広がっていくと、世の中はもっと豊かになっていきそうだと、改めて強く感じる仕事となりました。
この経験から何か広げていけないだろうかと、現在、企画計画中です。

11月 十一月 霜月 November, 2011

冷え込みが一気に進み、ウールものの出番も増えてきました。

私事ですが、今ちょっとした読書ブーム中です。私の読書熱は波が激しく、集中して読む→全然読まないの繰り返しなのですが(笑)今は「集中して読む」のタイミングがきているようです。本の選び方は、今回はざーっとブラウズして、気になったタイトルをスッと拾ってくる、というラフな感じ。もちろん読みたい本を意識して探す時もありますが、タイトルの波にざぶざぶと入って行って、ふっと気になったものに手を伸ばす、という出会い方を今回は楽しんでいます。

本といえば、先日慶應義塾大学大学院 情報資源管理分野の募集ポスター作成のお手伝いをしました。専門知識をもつライブラリアン達の活躍によって、上質な情報との出会いが増えることを期待しています。

10月1日より、Birdsの電話番号が新しくなっております。お手数おかけしますが、ご連絡の際は番号をご確認くださいませ。

こんなものを買った_05: 名刺入れ

新しい名刺入れを買う、というのは私にとって一大事です。

なぜなら使用するシーンがもっぱら仕事の場。主に始めてお会いする人の前で、ご挨拶するその瞬間に自分の側にいてくれる、出会いの瞬間の立会人のようなものですからね。名刺を渡す間なんてほんの一瞬の出来事じゃないの、と思われそうですが、私にとっては、ちょっと緊張気味の自分の側にいてくれる力強いパートナーなのです。だから私にとって名刺入れ選びは一大事。本当に気に入ったものを長く使うので、最後はボロボロになってしまいます。今回もお気に入りのイタリア製の黒革の名刺入れを案の定、かなりのボロボロにしてしまい、さすがにお客さんによってはギョッとされるかも、と思い、探し始めることとなりました。

機能としての名刺入れは、そこそこの数量が入って、軽くて、というもので十分なのですが、素材感や色、雰囲気をみていくと、なかなか今の自分が持つのにちょうどいい、あ、欲しいな、と思うものがないことにすぐ気づきました。革のしっとりした手触り感が気に入っているので、素材は今回も革がいいな、と思ったのですが、わかりやすいブランドものは面白くないし、かといって、コンセプトが主張するデザインものも、今の自分にはちょっとくどく感じます。

そんな中、たまたま私がマークロゴのリデザインをお手伝いすることがきっかけでアールピースの名刺入れをみせてもらい、ピンときました。ヨーロッパの電車をイメージしたという革の色の組み合わせがとってもきれいなTRENO。留め部分の小さな金属の形状や大きさのバランスも、しっかり計算されているのに程よく力が抜けていて自然で気持ちがいい。
このような偶然の運命の出会いを経て、無事新しいビジネス(?笑)パートナーが見つかり、現在この名刺入れが、私の新しい出会いの場に同行してくれています。

名刺入れが素敵だと、どんどん人に会って名刺を渡したくなります。

名刺入れが素敵だと、どんどん人に会って名刺を渡したくなります。
Icaru by アールピースファクトリー 6300円(税込)

Move on to next era

3月11日に起こった大地震から2か月が過ぎた今、この地震を期に多くの考え、行動が生まれてきていることに励まされます。特に具体的な行動を伴うことはこれまでとは大きな違いと感じています。今後も様々な問題について、様々なプロトタイプが生まれることでしょう。そして修正、改善を加えながら、よりよい方向へと形作られていく気がします。

そんな中、旧知の友人が自身のフィロソフィーからたちあげたライフスタイルブランドアールピースが、来る6月、東京ビックサイトで開催するInterior Lifestyle Tokyoに出展します。Birdsでは、彼らのこれからの長い航海中、しっかりと行く先を照らし続ける灯りになることを願って、シンボルマーク のリ・デザインをお手伝いしました。今回の出展が公式の発表の場になります。「今までのライフスタイルを見つめ直し、これからのライフスタイルへと繋げていく。」というアールピースの提案の数々が、これから世の中に出て、人々の生活にじんわり寄り添い、そっと支えていくことを、心から応援しています。