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Birds Garden

Latest posts.

WORK 更新しました。

2009年から2010年にかけてのワークの一部を追加しました!こちらからもご覧いただけます。

Our Strength 更新しました。

事例の追加を行ないました!またこれまでのプロジェクトを通じて行なってきたことで、もうひとつ、新しい分野がご紹介できそうです。 Birdsの強み 4で、詳細をご覧下さい。

事務所移転しました。

この度Birdsは、約2年間お世話になった文京区小日向の地を経て、クリエイティブな提案を常に創造し続ける、2つのカンパニー、AQ, Tokyo Art Beatとともに、西麻布の地に事務所を移転いたしました。それに伴い住所、電話番号、ファクシミリ番号が変更になりましたので、お手数ですがお手元の情報をお書き換えいただけますようお願いいたします。

新住所・連絡先
106-0031
東京都港区西麻布2-21-22 West Azabu 2F
phone:03-6427-6034
fax:03-6427-6012

今後ともBirdsをどうぞよろしくお願いいたします。

9月 九月 長月 September, 2010

9月が近づくと、暑さにもいいかげん飽き飽きしてきますよね。
そろそろ何か動きをつけるべく、積極的に行動したくなってくるものです。
そんな気分の時に、縁あってほんの少しだけですが、エスノグラフィー学会、EPICのお手伝いをすることになりました。

今年の学会のテーマは「道」(Dou)。私がお手伝いしたのは、カンファレンスで行なう合同パネルディスカッションのために、参加者が事前に体験する、複数あるツアーの中の一つの解説役。担当したのは、英語で落語をやるチームのツアーで、進行役と最後のQ&Aの司会進行役を行ないました。日本の古典芸能には、茶道、華道など「道」のつくものがあり、その中で発見され、高められた精神や美意識の鍛錬の神髄が、「型」となって現れているが、エスノグラフィーという学問における「道」や「型」とは何だろう?というのがひとつのディスカッションテーマのよう。
落語自体初体験の私は、冒頭よりすっかり話に引き込まれ、さぶとん一枚の上で繰り広げられる世界にがっちり魅了されてしまいました。

終了後の質問の中には、「型の中で、やってはいけないこと、と言われていることは、なぜやってはいけないのか」といったような、シンプルだけれども重要なポイントをついたものも飛び出し、私自身もあらためて日本の文化や無言のルールというものを考える機会となったのでした。

今月のBirds07_from England

今回のBirdsはイギリスより。イギリスといえば、クラシックなところでいえば、傘・紅茶・ダブルデッカーの赤いバス、ロンドンブリッジ、などというものが思い浮かびますが、ブラック・バードも、あちらでは日本のスズメ並みによく見かける鳥で、朝になると大きな高い声でキーキーと鳴いて、非常にうるさいのです。。。ビートルズの歌のタイトルにもなっているこのブラック・バード。いろいろな形でイギリスの人たちに古くから愛されているようです。その一例がこれ。

つばめの子が親鳥にエサをねだっているみたい。

つばめの子が親鳥にエサをねだっているみたい。


もちろん単純に、かわいい置物でいいんですが、これが「パイ・バード」と呼ばれていることを知ったら、パイとこの鳥の置物の関係が一体どうなっているんだか知りたいと思いませんか?

このパイ・バード、Pie Funnelと呼ばれる、水分の多い具の入ったパイに置いて、中の水分を上手に逃がし、さっくりした生地に仕上げるクッキングツールなんです。実際に使用されている姿はかなりユニーク!ではなぜブラック・バードなの?ってことは実はよく分からないのですが、マザーグースの”Sing a Song of Sixpence” からきているという説が強いようです。蓋をされたものの中身から発する蒸気を逃がす、ことが目的なので、決して鳥のシェイプである必要はなく、いろいろな形のものがあるようですよ。でもこのブラック・バード、っていうのが一番イギリスらしくて私は好きです。

8月 八月 葉月 August, 2010

新しいオフィス環境にもだいぶ慣れてきた今日この頃です。厳しい暑さが続きますが、やっぱりそこは夏。抜けるような濃い青空に、色深く茂る木々の緑は夏ならではの光景で、日中、アスファルトの上を歩き回ってぐったりしている時に出会う木陰は、本当にありがたいものです。
Birdsは今年の海の日を、瀬戸内国際芸術祭にでかけて、海に囲まれながら過ごしました。瀬戸内といえば、直島が大変有名ですが、今回の高松と瀬戸内の7つの島々を巡るアートイベントは、船がアクセスの中心ヴィークルとななって、なかなか訪れる機会のない島々の人や風景に触れられる、すばらしい「航海」を体験できる機会となりました。忙しい中を直前になって思い切ってえいやっと出かけたのですが、これは大正解でした。夏はペースを全体的に少しおとして、仕事に使う時間のシフトを変えてみると、なかなか効果的なのかもしれません。またやろうと思いました。(笑)

6月末より、新事務所で活動しております。ご連絡、お立寄りの際は、連絡先が新しくなっておりますのでお間違えなく。

今月のBirds06_from Rhode Island

さてさて今回のBirdはちょっと不思議な形状での登場です。これは一体どこがbird??

なんでしょこれは!?そして薬!?

なんでしょこれは!?そして薬!?

実はこの正体。鳥の「呼び笛」だったんですね〜。woodチップの中に、きつくはさまっている金属のネジのようなものをまわすと、その摩擦で”キュキュッ”という音が鳴るのですが、その音が、うん!まさに鳥の鳴き声!

たくさん鳴らしすぎて、ご近所のキーキー鳥たちの会話をややこしくしないようにしなきゃ、と思いながらも、つい手持ち無沙汰になるとネジをまわして”キュキュキュッ”とやって、鳥たちの、巡回レポートの申し渡し会のじゃまをするのが楽しみな私なのです。

この商品、デザインショップKIOSKからのもの。友人セレクトによる”Birds”へのギフトなのでした。いろいろな国で売られているちょっと変わった日用品を集めてきて売る、というKIOSKというお店。なかなかユニークですね。

7月 七月 文月 July, 2010

無事、事務所の引越を終えまして、やっと一息ついたところです。気づけばブログの更新もずいぶんさぼっておりました。。。

今回はBirdsをスタートして2度目の引越で、今度の場所が3つめの「巣」になります。移動をするたびに、新しい出会い、新しい機会、新しい発展があり、さまざまなプロジェクトを経て、少しずつではありますがBirdsの活動に徐々に個性が生まれてきたように思います。

昨年末より、新しい出会いや変化が立て続けに起こり、これまで猛スピードで走ってきたのですが、この引越を区切りに、やっとこれまでやってきたこと、と、これからやってみたいこと、をおちついて計画できる時間が持てるようになったように思います。これまで溜めてきいたいろいろなアイデアや考えを、これからぼちぼち紹介していきたいと思っています。

11月 十一月 霜月 November

ずっとやってみたいと思っていても、なかなか条件が揃わず、実現できないままでいることがいくつかあります。私の場合、その中の一つが「活版で印刷すること」でした。

機会はいつもある日突然訪れます。まずはその手法が表現手法として最適と思われる仕事の依頼。でも最大の難関は、依頼主に見積り額を承認してもらうこと。活版での制作見積りは少し高くなるため依頼主から承認されにくく、いかに仕上がりに影響なく、提供しやすい価格にできるかは、これまでの大きな課題でした。

しかし今回はふさわしい出会いも突然訪れました。ある時実家の父が何気なく再生していた録画番組に、その工場は映っていました。しかも事務所から徒歩圏!これはお話をきいてみない訳にはいきません!さっそく受話器をとり訪問。笑顔のやさしい工場の番頭さんは、私の無知な質問にもていねいに答えて下さいました。

特殊紙で変型、ごく少量数という、非効率な要求だけに高額になる条件をうまく解決できたのは、経験豊富なベテランのおじさま職人さんたちのおかげでした。ビジネスというものはおそらく効率を求め、利益を追求するのが正しい姿なのかもしれません。でも味わいのあるよいものを残すには、ちょっとしたことを試せる機会も必要です。そんな時一人の人が時間をかけて積み重ねてきた経験や、人間同士のつながりがつくるネットワークのような見えない技術やしくみは想像以上に大きく、深いものだと改めて気付かされました。

その佐々木活字さんで制作していただいたカード類ですが、新年に仙川でオープンする日本食レストランで使われます。どちらのこともBirdsのページでご紹介したいと思います。

10月 十月 神無月 October

変化というのは、ある日突然起こるものもあるけれど、意識的にあるいは無意識に、自ら起こしているものもあると思います。これまでうまくいってきた流れとあわなくなってきた時。動きがだんだんと停滞してきた時。自分は変わらなくてよいと思っていても、時は流れ、環境は変わっていく。生物がその進化の過程で、自らがもつ最も強く特徴的な能力を選び、そこを進化させてきたように、変化を選ぶということは、生命を維持していこうとする本能とも強く関係しているように思います。

まわりで起こる変化は、小さなものから大きなものまで、あるいは、間接的であれ直接的であれ、自らの有り様に否が応でも影響を与えます。それでも変化を受け入れることは、未来に生きようとする意志のあらわれであり、希望に向かおうとしている生命の力だと思います。

最近、Birdsが知り合い、交流させていただきはじめた、博報堂イノベーション・ラボの方から、冊子「広告」をいただきました。イシューは「10年後、私たちの未来はどうなる?」。プロローグに「一人ひとりに幸福であることを感受する力が必要であること、(中略)多様な価値観を一人ひとりが受け入れることの重要性などがみえてきました」とありました。「“デザインする”という言葉には、受動的に未来を受け入れるのではなく、より良い未来を構想し、選択するんだという意志を込めました。」という言葉に、私はとても強く共感しました。