Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/lolipop.jp-dp10150885/web/blog/wp-settings.php on line 472

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/lolipop.jp-dp10150885/web/blog/wp-settings.php on line 487

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/lolipop.jp-dp10150885/web/blog/wp-settings.php on line 494

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/lolipop.jp-dp10150885/web/blog/wp-settings.php on line 530

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/lolipop.jp-dp10150885/web/blog/wp-includes/cache.php on line 103

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/lolipop.jp-dp10150885/web/blog/wp-includes/query.php on line 21

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/lolipop.jp-dp10150885/web/blog/wp-includes/theme.php on line 623
Birds Garden

Latest posts.

今月のBirds03_from Greece

寒くなったり、暑くなったりしながら、
今年も季節は少しづつ夏に向かっているようです。

今回のBirdsはギリシャから。
仲良しのイタリア人の友人が、昨年でかけた旅先で撮ってきてくれたものです。

群れをなして大空を飛んでいく鳥の姿は、
それが巣に帰る途中かもしれないし、
新しい土地へ向かう途中なのかもしれないけれど、
鳥達にとっては、ただ生きることをする、あたりまえのある日の姿にもかかわらず、
人には、なんだかいろいろなことを感じさせるんですよね。

特に「移動」ということになると、人間は特別な感情が働くような気がします。
引越、転勤、旅行など、
自分が「移動」するときも、ぐんとテンション高くなりますし
これまでそばにいた仲間たちが、
「NYに移住する」とか「オランダに行ってくる」とか聞くだけで、
平常心が乱れるのは私だけでしょうか。

恐らく「移動する」ことは人間の本能と深く関わっていることで
つまり「生きる」ための本能的な動きでもあると思うんですね。
新しいものに出会ったり、これまでと違う考え方を学んだり。
それは太古の昔から、人が移動することで食料を得たり、
住まいをつくったりすることと、どこか関係があるように思います。

だからこそ、どんなに住みやすい環境を得ていても、
「移動」には、なにか本能的に反応してしまうのかもしれません。

これを描いた人は、何を思ってこれをこの壁に書いたんでしょうね。
冷たいビールでも飲みながら、お話きいてみたいものです。(笑)

壁を飛ぶ鳥。行き先はどちら?

壁を飛ぶ鳥。行き先はどちら?

こんなものを買った_02:春のひとときとシャルドネワイン

都心を拠点に暮らしていると、何もしない時間や、自然と親しむ時間を持つことが、とても貴重で嬉しかったりします。特に最近は年齢のせいか、人ごみやショッピングに出かけるのはおっくうになり(笑)、時間があれば、「すいている頃合いを見計らって」気になっていたエキジビションに出かけたり、本を読んだり、ちょっと凝った料理に挑戦したり、というのが楽しみだったりします。

そんな中、あるぽかっとあいた休日に、思い立って近所の美術館に展覧会を観に行きました。この美術館は昔からお気に入りのひとつなのですが、都会の喧噪を忘れる静かで心地よい空間に、疲れすぎない、ちょうどよい分量の作品内容・展示なのが魅力です。今回は、ジム・ランピー作品のシマシマ床を踏みまくった後、私のいつものコース:宮島達雄さんのデジタル数字の空間でしばし思考停止した後、夏は蒸暑く、冬はサム〜いレイノー部屋に挨拶をする— を通って、久しぶりにカフェへ。

この日はすばらしくよいお天気で、寒くもなく、蒸暑くもなく、ジリジリと暑すぎもない、という、なんとも貴重な気候!で、迷うことなく芝が茂るオープンエアのテーブルを選びました。短い春の心地よい風は周囲の木々の葉をゆらし、その音はさざ波のように響いており、どこかで鳥が、キーキーと高い声で仲間をよんでいます。こんなふうに、足を投げ出して、体を自然のままにまかせている時間は、どれくらい久しぶりのことでしょう!!

ただ、その時間をどうしても延長したく、ついワインを2杯も飲んでしまって、千鳥足になりかけたことがこの買い物の唯一の反省点でありました。(笑)

オープンエアで昼間に飲むワインって、格別なんですよね。  原美術館 Café d' Artにて 735円/glass

オープンエアで昼間に飲むワインって、
格別なんですよね。
原美術館 Café d' Artにて 735円/glass

今月のBirds02_from Tokyo

今年のサクラは例年より開花が早い、ともっぱらの噂でしたが、自宅前の公園のサクラも、確かにちらほらと咲き始めているのがみえます。

今回のBirdsはイラストレーション。これを描いてくれたのは、昨年BirdsにインターンにきてくれたEさんです。

Eさんは年にひと月、私が講師として受け持っている、武蔵野美術大学の演習クラスのはじめての学生の一人で、音響マニアの女の子。課題もばっちり音響系でつくってくるような彼女、その想い実って、念願の音響関係の会社に就職を決めた彼女は、とてもよく頑張ってくれました。

インターン最後の日に彼女が記念に、とプレゼントしてくれたのが、この絵をカバージャケットとしたCD。聴いてみると、インターン期間、黙々と作業を手伝ってくれた彼女の知られざる(?)仕事に対する想いや意欲、戸惑い、ちょっと大人を感じた経験、などが、素直に、まっすぐに、私に向かってくるようで、その甘酸っぱいパワーに、胸がいっぱいになってしまいました。

その一生懸命さと、いろいろなものをいっぱい吸収するぞ!と働く多感なセンサーを、これからも大事にしてね。卒業、おめでとう!

こんなものを買った_01:植物画のカード

視覚的効果を最大限に引出すために、しかけや趣向をこらした庭を歩くのもすばらしいけれども、季節がきたら一斉に咲き出す同種の花が、1箇所に植えられているエリアを歩きながら、形や色の違いを発見したり、同種の樹木の林を、共通部分と違う部分を比べながら散策する体験は、通常の庭園散策とはまた違った感動があるものです。まさに3次元の生きた標本の中を歩いているよう。

このすてきな場所は、東京大学大学院理学系研究科附属植物園。通称、小石川植物園とよばれています。サイトによると『日本の近代植物学発祥の地』『植物学の教育・研究』『東アジアの植物研究の世界的センター』として知られているとのこと。さすが。植物個々の名称プレートは、トキニヨミヅライモノモアルモノノ、いつもは特に意識することもない道ばたの雑草や街路樹でさえ、なんだかエライヤツのように見せてしまいます。

今回買ったものは、シダ園向いの柴田記念館でみつけたもの。この植物園らしい、植物写生図のカードです。イギリス人の友人宅には、それは見事な植物画がいくつか壁にかけてあって、遊びに行くたびにその美しさにため息をついていたのですが、ここ日本のものも、ひけをとらない美しさ!!ですっかり夢中になって選んでしまいました。
このカード、ペラっと愛想のないポストカードではなく、しっかりと厚みのある2つ折りカードなところがデキる!色もしっとりとやわらかく、品のある仕上がりです。

海外の友人に送るつもりで買ったのだけど、あまりにすてきで、どのカードを送ろうか迷ってしまうのが、予想外の悩みの種になっています。(笑)

小石川植物園内柴田記念館にて 3枚 500円

こんなものを貰った_00:プロローグ

先だって「こんなものを買った」というテーマで、自分の購買嗜好からモノの魅力を探るシリーズを設けたのですが、実はもうひとつ、ずっと興味があったことのひとつに「貰ったもの」がありました。
自分がずっと欲しいと思っていたモノを人からいただいて喜ぶことももちろんありますが、自分では思いもよらなかったものを人からいただいて、新しい発見をすることがあります。そういうとき、自分は知らず知らずのうちに、自分の範囲を限定していたな〜と思うのです。

そこで、「こんなものを買った」の対シリーズとして「こんなものを貰った」のシリーズも設けてみようと思います。
送り手自身が感じた魅力のポイントとは視点が違っているかもしれませんが、受け手である私が感じたそのモノの魅力や使い方を示すことで、むかし昔、紅茶がうまれたように、納豆がうまれたように(おっと、食べ物ばかりですみません)いずれ何か新しい融合物の誕生に発展する機会になるかも??というかすかな期待をこめて。

不定期更新。乞うご期待?

こんなものを買った_00:プロローグ

小さい頃は、欲しいものがたくさんあって、月に一度のおこづかいや、年に一度のお年玉で、何を買おうか買う前に真剣に悩んだものです。社会人になってはじめてもらったお給料は、うれしくて、誇らしくて、もったいなくて、なかなか使い道を決められなかったことを覚えています。しかし、そうやって「買う」というチャンスにひたすら情熱を注いでいた時期も、会社に入って毎月お給料をいただくことで、いつの間にか、お金が入ってくることが当たり前の状況に慣れてきてしまい、時にはストレス解消のために使ってみたり、似合うかどうかは関係なく、興味本位で高価なものを買ってみたり、稼ぐ額にこだわったり、とお金と自分との間にあったトキメキの関係がずいぶん長い間、失われていたように思います。

そんな私も、会社を離れ、その当時超ポンド高だったイギリス留学生活や、帰国後、個人として仕事をはじめたことでお金との関係に緊張感が戻り、ものをもたない豊かさ、金額の大小でははかれない豊かさ、お金を払うことで得られるもの、お金を使うことによる意思表示など、これまで気付かなかった「お金」と「モノ」と「自分」との関係を、あらためて考えさせられる機会を持ちました。

大量生産、大量消費社会による経済モデルはもはやこれまでと同じようにはいかない、ことは多くの人が意識している通りですが、それでも人が何かをつくり、買うことでの経済活動をやめることはないでしょう。

そこで今回、自分が意識して買ったものを、あらためてみつめてみる「こんなものを買った」というシリーズを設けてみることにしました。

何を目的としてそれを「手に入れる」に至ったのか、を書いてみると、まあ、きっと非常にくだらない理由のように思うのですが、そうすることで、非常に主観的ではありますが、モノのもつ価値や魅力、また、何が「買う」行為にいたらしめるのかを再認識できるような気がしています。

高価か安価かは関係なく、ただ自分が「意識して買ったかどうか」がジャッジのポイント。だからこそ、これらを紹介することは、同時に自分自身をさらけだすようで少々恥ずかしい気持ちもするのですが、まあしばらく続けてみようと思います。近日公開。乞うご期待!?

I shop because...?

I shop because...?

今月のBirds01_from London

事務所名をBirdsとしているせいだと思うのですが、なぜか私のところに鳥ものが少しづつ集まってきます。もともとBirdsという名前を事務所名にした理由は、1:鳥たちの空を自由に飛び回るフットワークの軽さ、2:チーム(群れ)でもソロ(単独)でも行動できるフレキシブルなチームワーク性、が私の理想とする仕事のスタイルに近かったからなのですが、名前に起用した最も大きな理由は、かわいくみえてけっこう図太い、とか、ピーチクパーチクうるさく、イタイところをつついてくるけれど、なんとなく憎めない、、というような、私自身が思う 3:女性ならではの強み(?)の象徴ともイメージが近かったからなんですね。そんなBirdsもスタートして3年目に突入していますが、鳥仲間も、応援してくださる方も少しずつ増え、それに応じて、Birdsの行動範囲も広がってきたように思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

これからほぼ月イチを目標に、いろいろな人が送ってくださったり、自分で発見したりしたBirdsを紹介していきたいと思います。

Londonの友人から送られてきたフエルトのbird。この子をみると、なぜかいつもホットチョコレートが飲みたくなります。

Londonの友人から送られてきたフエルトのbird。この子をみると、なぜかいつもホットチョコレートが飲みたくなります。

Birdsのサイトへようこそ。

だいぶお久しぶりの方も、ときどき様子を見にきて下さっている方も、
もちろん、今回はじめて訪ねてきてくださった方も
新しくなったBirdsのウエブサイトへようこそ!

これまでなかなかはじめられなかった、
Birdsが日頃考えていることや、見聞きした興味深いニュースなど、
デザインの仕事以外のいろいろなことについてもお伝えできる場をつくろうと
新しくこのコーナーを設けました。

デザインのこと、日常で発見した面白いことなど、
ものづくりや発想に関するさまざまなことを、
ぽつぽつとお知らせしていけたらと思っています。

これからもBirdsをどうぞよろしくお願いいたします。